神居文彰先生 集中講義
平成18年2月20日(金)、平等院住職の神居文彰先生の集中講義が行われました。
   
神居先生の集中講義は、『文化と文化財との総合的研究への視座』と題し、日本を代表する平等院の寺宝について、宗教、文化、文化財、景観などの総合的な観点からの見解をお話しいただきました。
 現在平等院では、財団法人美術院によって本尊、台座、光背などの修復が行われている最中で、昨年夏、本尊阿弥陀如来坐像の修復が完了して鳳凰堂にお帰りになりました。本講義では、今回の修理によって明らかになった本尊白毫の事柄、蓮弁の葺き方、光背の構造、月輪の梵字などの新発見について、スライドやプリントをもとにお話しいただきました。
   
 神居先生の講義は、「日想観」から説き起こし、いにしえのひとびとが、この 世界に仏をどのように造形表現しようとしたかを彷彿とさせて下さるとても意義深い講義でありました。

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