2006年7月6日(木)
受託研究成果報告内覧会『埼玉県光照寺 地蔵菩薩立像 調査研究及び修復』
於:当研究室 木彫室
時間: 11:00〜17:00

 2005年から当研究室において保存修復処置を受託していました埼玉県光照寺・地蔵菩薩立像の内覧会を開催しました。
 同像は、修復の過程で見つかった胎内文書の寺院の名称などから、2004年頃に埼玉県熊谷市の無住寺院から盗難にあったものであることが判明し、その後、本来の所有者に無事返還されたというきわめてめずらしい経緯をたどりました。
 当研究室としては、文化財の盗難を未然に防ぐ意味からも、文化財保護の取り組みを強く促す必要性を感じており、今後、各寺院、各教育委員会、文化庁、警察、美術商や仏具商の団体、および修復業者などと連携して、盗難文化財の情報を確認しあえるシステムを構築する方向を提言したいと考えております。
 一日のみの内覧会にもかかわらず、学内・学外の大変多くの方にご覧いただくことができました。ご来場くださいまして、どうもありがとうございました。

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