特別展「東大寺大仏 天平の至宝」に関連して

月光菩薩立像が制作された天平時代は、日本の仏像彫刻史の中でも、塑像や乾漆像などが盛んに制作された時代です。月光菩薩立像の他にも、東大寺法華堂 執金剛神立像や、東大寺戒壇堂の四天王立像、新薬師寺の十二神像など、優れた像が残っています。
今回、東京藝術大学大学院 美術研究科文化財保存学 保存修復彫刻研究室が、月光菩薩立像の調査(3Dレーザースキャニング計測等)を行い、その調査で得たデータを元に3分の1の縮尺で制作工程を制作しました。
平成館1階ガイダンスルームでは、塑像の制作工程を4段階に分け制作した模型を展示致します。土そのままの仕上げでありながら、1300年の時を経て現在まで伝えられているその制作技法にせまります。


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